こんにちは。神奈川県相模原市の太陽の村です🌞
子どもへの声かけが届かなかった日、「別の関わり方があったのでは」と帰宅後まで考え続けてしまうことはありませんか?
児童福祉の仕事では、子どもの同じような行動でも、その日の体調や学校での出来事、周囲の音、人との距離などによって背景が変わります。
一人の職員が限られた時間の中で見た場面だけでは、分からないことがあって当然です。
大切なのは、すぐに正解を出すことではありません。自分が気づいた子どもの様子を伝えながら、ほかの職員と次の関わり方を考えることです。
相談することで、自分では気づかなかった見方や関わり方が見つかることもあります。
一人で決めない支援の理由
たとえば、子どもが工作の活動に参加しなかったとします。
その様子だけを見て「やる気がない」と判断することもできます。しかし、実際には他の理由が隠れているかもしれません。
🎶 手順が分からず、不安を感じていた
🎶 道具の音が気になっていた
🎶 活動を始める前に、気持ちを切り替える時間が必要だった
🎶 失敗することへの心配があった
一つの行動にも、考えられる背景はいくつかあります。
さらに、一人の職員が見ているのは限られた場面だけです。
職員それぞれが情報を共有することで、一人では気づかなかった子どもの様子や、その行動の背景が見えてきます。
🎶 相談前に整理したい事実
職員同士で相談するときは、最初から原因や答えを決める必要はありません。
まずは、事実を整理することが大切です。
✅ いつ、どこで様子が変わったか
✅ どのような言葉や行動があったか
✅ 声かけの前後で何が変わったか
たとえば、外遊びを終えて室内に戻る時間になったとき、子どもが入口の前を行き来していたとします。
この様子を、「落ち着かなかった」と伝えるだけでは、相手によって受け取るイメージがズレてしまうことがあります。
これを「帰所後の15時30分ごろから、活動室の入口付近を約10分間歩いていた」と伝えれば、いつ・どこで・どんな行動をしていたのかが具体的に分かります。
自分の解釈よりも先に「客観的な事実」を共有することで、職員同士が同じ場面を正確に共有できます。お互いの認識が揃うからこそ、原因や対応方法について落ち着いて話し合えるようになります。
支援を一人で決めない
また、スタッフ間で相談するときは「どうすればよいですか」とだけ尋ねても、相手も状況をつかみにくいことがあります。
「外遊びの後、室内へ入る声をかけると入口で止まった」
「5分待ってから予定表を見せると移動できた」
このように、子どもの行動と実施した対応を具体的に伝えることが重要です。
自分が見落としていた変化や、別の日に有効だった関わり方も知ることができます。
ここまで情報があると、「次回の予定表を使ってみる」「外遊びが終わる少し前に予告する」といった、次の対応を一緒に考えられます。
相談によって得られるのは、その場の答えだけではありません。
自分が見落としていた小さな変化や、別の日に有効だった関わり方を知る機会にもなります。
児童福祉の経験が浅い方でも、見た事実を具体的に伝えることができれば、子どもの支援を考えるチームの大切な一員です。
経験や年代の違いを支援の強みに
太陽の村では、幅広い年代の職員が働いています。また、採用においても、多様な価値観や意見を尊重することを大切にしています。
経験年数の違いを、単純な上下関係として捉える必要はありません。
長く働いている職員には、これまでの支援から得た経験があります。一方で、新しく入った職員だからこそ気づける変化や疑問もあります。
それぞれの視点を持ち寄ることで、これまで続けてきた支援を見直したり、新しい関わり方を検討したりできます。
🤝 児童指導員と児発管が連携する意味
放課後等デイサービスでは、さまざまな役割を持つ職員が連携しながら子どもを支援しています。
児童指導員は、活動や会話、遊び、送迎など、日々の関わりを通して子どもの小さな変化を捉えます。
児童発達支援管理責任者は、子どもの様子や家族の意向などを踏まえて個別支援計画を作成し、職員が計画に沿って支援できるよう調整します。
児童指導員が日々の具体的な変化を共有し、児発管が支援全体の方向性と照らし合わせることで、計画と実際の様子をつなげることができます。
✅ 現在の対応を継続するのか
✅ 別の方法を試すのか
✅ 個別支援計画を見直す必要があるのか
こうした判断は、一つの立場から得られる情報だけでは十分に行えません。それぞれの役割を生かしながら情報を共有することが、子どもに合った支援につながります。
仲間と支える一歩を
特定非営利活動法人太陽の村は、「すべての子どもに笑顔を!」を掲げ、福祉と教育の両面から子どもを支援しています。事業所は相模原市に加え、内町田市にも展開しています。
発達特性のある子どもを対象とした放課後等デイサービスに加え、不登校や行き渋りのある子どもが学校以外で過ごせる場も設けています。
子どもたちは、学習や外遊び、工作、調理など、さまざまな活動に取り組んでいます。
支援で迷わない人になる必要はありません。見たことを伝え、分からないことを確認し、仲間の視点を次の関わりに活かせる人が、子どもの変化を支えます。
相模原市や町田市で児童福祉の仕事を探している方は、募集内容をご確認のうえ、働き方や応募条件についてお問い合わせいただけますと幸いです。
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